基礎代謝量を高める!

 

手軽に行えて、お金も掛からないウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、体脂肪を燃焼する効果が高いとされ、ダイエットのための運動として多くの人が実践しています。

確かに、体に蓄積した余分な体脂肪を減らすには、有酸素運動が最も有効です。

しかし、一生懸命、ウォーキングしたり、ジョギングして、汗をいっぱいかいても、その運動で燃焼できる体脂肪は、ほんの僅かにしかなりません。

例えば、体重50キログラムの女性が、多量に汗を流し、頑張って約1時間、8キロメートルのジョギングをしても、実際に燃焼される体脂肪は、30グラムにも満たないという現実です。

ようするに、時間をかける割には効率が悪いということです。

さらに、1時間も運動して、たっぷりと汗をかくと、頑張った自分へのご褒美として、甘い食べ物や飲み物をあげてしまいがちになります。

これだけ体を動かして、汗をかいたから、チョットぐらい食べても大丈夫・・・という気持ちになって、ケーキやアイスクリームなどを食べてしまいますが、このような甘い食べ物は、一つ食べただけで、1時間運動した消費カロリーより高いカロリーの食べ物が多くあります。

また、有酸素運動を行うと、体脂肪の燃焼が始まる前に、肝臓や筋肉に蓄えられているグリコーゲンという糖質がエネルギーとして使われます。

すると、人の体は、失った糖質を補うために、ご飯や麺類といった炭水化物、それに、糖質が豊富なケーキや菓子パンなどを食べたくなるので、注意が必要です。

ですが、有酸素運動が全くダメというわけではありません。

有酸素運動は効率は悪いかもしれませんが、それなりの効果は期待できます。

そこで、有酸素運動を実践する前に、基礎代謝量を高めることを考えましょう。

基礎代謝とは、人が生命を維持するために最低限必要なエネルギー代謝のことで、1日の総消費エネルギーが2000キロカロリーだとすると、そのうちの1200~1400キロカロリーを占めるほど大きな消費量になります。

また、寝ている時や、じっとして座っている時でも、常に消費されているという、とても便利なエネルギー消費になります。

このダイエットに便利な基礎代謝量を高めることができれば、特別な運動をしなくても、1日あたりの総消費エネルギーがアップして痩せやすい体になります。

実は、健康的で確実に痩せるためのダイエット法としては、“痩せやすい体を作る”ということが基本になります。

そして、基礎代謝量を高めるために、一番簡単な方法が筋肉量を増やすことです。